用語集 Glossary
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| ICT | Information and Communication Technologyの略。情報通信技術。 従来のITの「情報」に加えて「通信」が具体的に表現されており、ネットワーク通信による情報・知識の共有が念頭に置かれている。海外ではITよりもICTの方がよく通る名称として使われている。 |
| クラウドコンピューティング | インフラリソースやアプリケーションなどのコンピュータ資源・機能をネットワークを介して利用する形態のこと。これにより、ユーザは水道・電気のように、コンピュータ資源・機能を必要な時に必要なだけ利用することが可能となる。 |
| パブリック クラウド | インターネット上で公開され、不特定多数のユーザに提供されるクラウドコンピューティング環境のこと。 |
| プライベート クラウド | 特定ユーザ向けに提供されるクラウドコンピューティング環境のこと。不特定多数のユーザに提供される「パブリッククラウド」と対比される。 |
| SaaS | Software as a Serviceの略。 ソフトウェア機能をユーザが所有することなく、ネットワークを介してサービスとして利用できるようにしたソフトウェアの提供形態のこと。サービス型ソフトウェアとも呼ばれる。ユーザサイド・カスタマイズ機能、マルチテナント型、システム連携API等が加わったことで、「ASPの進化形」といわれる。 |
| PaaS | Platform as a Serviceの略。 プラットフォーム機能をサービスとしてサービスプロバイダやサービス利用者に提供する形態を指す。具体的にはインターネットを介して、実行環境だけでなく開発・テスト環境等や、販促・課金などのビジネス的な機能が提供される。サービスプロバイダはインターネット越しに、コードの作成・修正・テスト、マーケティング・販売等が可能となり、サービス利用者はサービスの連携(マッシュアップ)、カスタマイズ等が可能となる。 |
| HaaS(IaaS) | Hardware as a Serviceの略。 サーバ、ストレージなどのシステム基盤を利用型で提供するサービスのこと。レンタルサーバと異なり、運用・保守を含めたサービスである。日本ユニシスの提供している「ICTホスティングサービス」が該当する。IaaS(Infrastructure as a Service)と同義語。 |
| CaaS | Communications as a Serviceの略。 SaaSの一種であり、コミュニケーション機能(メール・IPフォン・カレンダー等)をSaaS型で提供するサービスを指す。 |
| ASP | Application Service Providerの略。 インターネット等のネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェアや付随するサービスを顧客に提供する事業者のこと。顧客はWebブラウザを用いてアプリケーションにアクセスし、自分の業務に利用することができる。 |
| マルチテナント | アプリケーションを利用する各ユーザ組織体(テナント)に対して共用型のコンピューティングリソースやストレージを割り当てる方式のこと。ソースコードは複数のテナント共通となるため、一元管理が可能となる。シングルテナントの対義語。 |
| シングルテナント | アプリケーションを利用する各ユーザ組織体(テナント)に対して専用のコンピューティングリソースやストレージを割り当てる方式のこと。ソースコードはテナント毎に管理する。マルチテナントの対義語。 |
| Webサービス | XML標準技術を使ったAPIを介して、アプリケーションをインターネット経由で連携するための技術のこと。または、そのような形態で提供されるサービスのこと。マッシュアップやSOAを実現するための技術でもある。 広義ではWeb上のサービス(アプリケーション)全般をWebサービスと呼ぶこともあるが、狭義ではシステム連携APIを持つXML Webサービスのこと。通信プロトコルとして、複雑な連携にはSOAP、単純な連携にはRESTを使用することが多い。 |
| Web API | Web Application Programming Interface の略。 アプリケーションが他のハードウエアやソフトウエアの提供している機能を利用するための手法である。 Web APIとは,Webサイトなどの開発のためにインターネット経由で利用できるAPIである。 |
| マッシュアップ | 複数の異なるサービス(アプリケーション)やコンテンツ(データ)を、APIを介して連携・結合させて、新しいサービスを創出すること。一般的にSOAPやRESTなどのXML Webサービスインタフェースを用いてアプリケーションを連携させる。代表的な例としては、店情報とGoogleMapsの地図情報の連携がある。 「マッシュアップ」(MashUp)は、もともと音楽用語。「混ぜ合わせる」という意味で、2つ以上の曲のボーカルトラック、オケトラックを取り出し、それらを混ぜ合わせて、新しい曲を作り出すという音楽の手法。 |
| SOA | Service Oriented Architectureの略。サービス指向アーキテクチャ。 アプリケーションあるいは、その機能の一部を「サービス」という単位でコンポーネント化(部品化)し、それらを組み合わせることで、システムを構成しようとするシステム構築の考え方。「サービス」を組み合わせるための方法として、XML Webサービス技術を用いるのが一般的である。 SOAの考え方を利用すると、たとえば社内外のWebサービス(他システム、取引先のサービスやSaaS)を組合せて、新しい高度な機能を持ったシステムを構築することができる。このようなことをエンタープライズマッシュアップなどということもある。 |
| シングルサインオン(SSO) | Single Sign On。 一回の認証処理によって、複数のサービスを利用可能にする認証機能のこと。 |
| iDC | Internet Data Centerの略。 顧客のサーバを預かりインターネットへの接続回線や保守・運用サービスなどを提供するコロケーションサービス/ハウジングサービスや、サーバを顧客に貸し出すホスティングサービス、あるいはソフトウェアをインターネットを介して提供するASP・SaaS事業を行うための施設、設備。 iDCは耐震性に優れたビルに高速な通信回線を引き込んだ施設で、自家発電設備や高度な空調設備を備え、IDカードによる入退室管理やカメラによる24時間監視などでセキュリティを確保している。 |
| SLA | Service Level Agreement(サービス品質保証制度)。 SaaSが提供するオンラインサービスを利用する際に、サービス提供企業と利用企業間で共通認識されるサービス内容・範囲・品質等に関する保証基準のサービスレベル合意事項のこと。 SaaSが提供するオンラインアプリケーションは、インターネット経由でアプリケーションを利用するためインターネット回線の品質やトラフィックが集中した際の性能低下、不正アクセスによる情報漏えいなど情報セキュリティ上の懸念、利用者の要求に応じたカスタマイズ部分から問題が発生した場合の責任分解点、あるいは業務データを第三者のSaaS事業者に任せるというサービス利用上の懸念といった課題に対処するため。 (出典:経済産業省「SaaS向けSLAガイドライン」) |
※用語集の中には日本ユニシス(株)としての解釈で表現されている部分もあります
